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院長ブログ

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-7

最後の日に各人10分程度のパワーポイントを作ってきて、発表しました。私は、前回のボストン研修で学んだアメリカ的な戦略的抜歯について調べたことを発表しました。戦略的抜歯とは、その歯だけを診ると、まだ抜歯しなくてもしばらくはかめるけれども、口の中を全体的に見た視点から、もしくは長期的に見た視点から考えて抜歯した方が良いと判断することです。
日本人の歯科医師は、なるべく抜かないで残そうとしますが、アメリカでは抜く傾向にあります。その理由を色々と考えて発表しました。
後からの日本の先生方とみんなで話し合った結果、大きな理由ふたつにまとまりました。
一つ目が、大きな虫歯になると神経を取らないといけなくなりますがアメリカは高額で1本の根につき10万円なので、大臼歯(3根)だと被せ物(約10万円)まで入れると約40万円になります。前歯(1根)でも被せ物(15万円)まで入れると25万円になってしまいます。大臼歯ならインプラントの方が安くなってしまいます。もちろん、3本をつなげるブリッジだと、もっと高額になってしまいます。簡単に言うと「神経を取って残すより抜歯してインプラントにした方が、値段が安い」ということです。
ちなみに、日本で保険ですると窓口負担は1本3000円から6000円くらいです。日本の保険治療は格安です。
二つ目の理由は、簡単に言うと「アメリカ人は根の治療が嫌い」らしいです。基本的に不器用なので治療回数がかかりますし、大きく口を開けておく事があまり好きではない。大きな指を入れられて面倒なことするよりも、早く抜いてインプラントにした方が簡単であるという理由もあるということでまとまりました。
最後に修了証書を頂きまして、研修は終了しました。

バイコンの付属病院にいらっしゃる平山先生には、大変にお世話になりましたので、最後の夕食は、日本の先生方で慰労会をしました。Union Oyster Houseというどんなガイド本にも絶対に載っているコテコテの観光客用シーフードレストランです。ケネディー大統領もよく通っていて、いつも座っていた席が残されています。美味しかったですが、やや高いので地元の人は行けないそうです。

こんな感じで研修は終わりました。ありがとうございました。もう、来年の日程が決まったそうで、2018年6月24日から7月1日となりました。明日帰国してまた、月曜から診療にがんばります。患者様には長い間不在でご迷惑をおかけしました。日々、進化している最新最善の診療をこれからも提供していきたいと思っています。

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-6

今日は、サージカルガイドを作るために必要な3Dプリンターの工場へ行きました。市内の普通の所にありました。街中でもなく、住宅街でもない所の五階立てのビルの二階と三階にあって受付が三階でした。

ここが受付です。写真中の私の横に写っている金属とオレンジ色の物体が3Dプリンターの初期の物の外装の廃物利用と思われます。写真の左下の写っている白い置物は、拡大するとこんな感じです。こんな感じのものが出来上がるのです。

出迎えたのは、人間ではなくてi-PAD でした。色々と読まされて、署名を求められて、入力を済ませるとしばらくして、人が出できました。デジタル化されていますが、アメリカの会社ってみんなこんな感じらしいです。いよいよ中に入ると、製品の展示スペースがありました。正確には、ここの会社が作っている「FORM 2」と言う製品からできる商品が展示してあります。

ここの会社は、いろいろなプラスチック製品を少量のロットで生産する部門が別のフロアーにありました。

プラスチック製品の一分野に歯科の製品があります。大量に生産するのではなく1個からつくります。
例えば、宝飾品を作る会社が指輪を鋳造するために、コンピューターでデザインしたデーターを持ち込みます。そのデーターから焼却できるプラスチックで同じ形をここでつくります。

指輪ですから大量生産の必要がないですしすこしずつ違うデザインも可能です。できたプラスチックの製品は、納品されてここではおわりです。宝飾品を作る会社は、別の工場でプラスチックを耐火石膏に埋没して高温で焼却し、できた空間に金属を流し込んで金の指輪が出来上がります。
色々な部門があって色々なものがありました。
今回案内してくれたのは、歯科の技工士さんでした。今回はインプラントの手術のときに使うステントと呼ばれるガイドを作る機械としてここの「FORM 2」と言う製品を見てみようという下見です。

また、患者さんへの説明用にCTデーターから、骨の実物大の透明模型も製作可能です。

インプラントをたくさんしているところでは、すでにステント製作用に、この機械を購入して作っている先生がおられます。今回行った先生も1名は購入することに決められました。ここには、、「FORM 2」の機械そのものを作る工場的な場所は無いそうです。
大変勉強になりました。
多分、デジタル化がさらに進む感じがして、乗り遅れるとどんどん付いていけなくなります。
これからの進むべき道は、デジタル化された歯科( = デジタルデンティスト ) と思います。
来年のボストン研修時までには、当医院もこれを購入すると思います。
ありがとうございました。

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-5

外科の話の続きです。口腔外科のシャディー・ダハー先生の講義は、テキストと写真が完全にそろっていて、わかり易い講義でした。

写真だけでも、1500枚くらいありましたので、ハイスピードの講義でした。参加者の半分くらいは、インプラントを日々している先生が多いので、内容もやや高めで、質問も突っ込んだ物が多かったです。抜歯してすぐその時にインプラントまで入れてしまう抜歯即時埋入が多いです。それができない場合でも、抜歯後2ヶ月で埋入をする抜歯後待時埋入をするようで、これは明日からの診療に役立ちそうです。今まで半年間は待って、完全に骨が上がってきてからのインプラントが多かったのですが、なるべくなら期間を短縮したほうが患者様にも良いので、2ヶ月間待ってする方法に切り替えようと思いました。ただ、そのためには材料が日本ではまだ未発売のため、これを多めに買って帰らないといけないです。
午前中の講義が終了後、午後からある手術の症例を解説してもらって午前終了でした。

昼食後、午後から手術のオペ見学をしました。感想としては、速くて確実という感じです。
その後は、初心者向けではありましたが、一応、模型での実習もありました。わざわざ日本から来るので、模型を用意してくれていたようです。

ここには、日本では買えない商品もたくさん買えます。日本は、医療品は認可がでないと販売できません。本社がアメリカだと日本製以上に時間とお金がかかるらしいです。世界の在庫が全てここにありますから全てが揃うし、10パーセントの割引サービスをして頂けます。飛行機代を使ってきていますし、自分で持って帰らないといけないので、それでも高いかもしれません。持って帰るのは手荷物が増えて大変ですが、最低限ここでしか変えないものだけは、買って帰ります。朝注文したものが、夕方には揃っていました。それで、スーツケースの1/3くらいは占めている感じの量です。ものすごい量を買っている先生もいました。まるで、中卸の業者さんのようでした。それでも、私は十数人の中で、三番目か四番目くらいのやや多い量でした。
明日は、サージカルガイドを作るために必要な3Dプリンターの工場へでかける予定になっています。
ありがとうございました。

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-4

今日でインプラントミーティングは3日目です。今日は外科の日です。
毎週水曜と木曜日は口腔外科のシャディー・ダハー先生(DR. Shadi Daher)がバイコンの付属病院に来られて、難しいケースの手術をされています。あと、新しく開発された商品を試験的に使ってみたりして使用感を確かめているらしいです。
実は、私の口の中にもバイコンインプラントが入っています。親知らずの歯が縦に破折して咬めなくなりました。神経の有った歯なので、取りあえず神経を取って痛みだけは抑えましたが、縦に割れた歯はいずれ割れ目から感染して歯肉が腫れる運命にあります。
普通は親知らずは抜いてしまいますが、きちんと親知らず同士がかみ合っていて、下を抜くと上も抜かないといけなくなるのでインプラントをしようと思いました。日本で何人かの先生に相談したのですが、「これはとても難しい。抜くだけしかできない。」と言われました。実際私が同じ立場なら同じ事を言ったと思います。だだ、バイコンインプラントなら可能と思いました。
下顎の神経までの距離が近すぎるので、バイコンくらい短くないと入りません。通常のインプラントでは長すぎて奥過ぎてまっすぐ入りません。専門的な話ですが、奥の方の歯肉の形の関係で、プラットホームスイッチングという機能のあるインプラントしか使用できないのです。普通のインプラントでは、歯肉が腫れ易くなります。
ここの付属病院で働いていらっしゃる平山先生に相談したら、「ドクター・シャディにしてもらおう。」と言われました。2014年11月にボストンに来た際、研修の空き時間に、シャディ先生にここで、バイコンのインプラントを入れていただきました。入れた時のX線写真がこれです。

これが、仮歯の状態のCT写真です。

快適に咬めていますし、歯肉もまったく腫れていません。
あとの専門的な話は省略しますが、他社メーカーのインプラントを使用しておられる先生方の多くには、無理と言われた理由が分かってもらえると思います。現在、日本ではまだバイコンインプラントのユーザーは少ないのですが、凄いインプラントであると思います。
シャディ先生に感謝しています。

話がそれましたが、今日のカリキュラムは外科的な講義と実際の手術のオペ見学を中心に進行しました。今日の内容はまた、明日書くことにして一端終わります。

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-3

今日はインプラントミーティングの2日目です。時差ぼけはだいぶんよくなりました。
昨日と同じく、朝迎えに来た車で行き、朝食をとってから講義でした。今日は技工士さんからの講義の日です。

日本で最も普及しているセレックと言う削り出しの機械は診療用で技工用ではないのでなかなか使いづらい状況です。
診療時用のセレックをどうやって、専門技工に生かすかの方法について指導をうけました。
デジタル化された技工は各社ともまちまちで、データーの形式が違うため1つのデーターを変換して、設計加工を何回も繰り返さないといけない現状です。
早く統一すればもっとユーザーが増えるのに、強い会社は意地をはり、弱い会社はオリジナルなものにして差別化しようとする」
どうにかしたらいいのにと思います。

午前中の最後は、院内技工所の見学をしました。スキャナーという型取りの機械が数台、設計のコーナーにもコンピューターが数台、小さなブロックを削る機械一台と大きな円盤状のブロックを同時に2枚も削れる機械が完備していました。でも、ここにはあまり人はいません。ほとんどの時間、機械が一人でけずっていました。人がたくさんいて、手でする作業をしているところは、それとは別のフロアーにありました。全米や世界からインプラント技工が来るそうで、受入れと発送も大変そうでした。

午後は、上部構造を装着する患者さんが来られてのライプでの処置の見学でした。治療用ユニットは全部で6台ありましたが、カメラが付いていて研修室で見ることができます。ブリッジの装着患者さんと総義歯の患者さんの二つの場合をみました。
他のインプラントシステムに比べるともともと上部の装着時間が短いのですが、ここはバイコン専用の装着を日々しているせいか、とても早かったです。大変に勉強になりました。

終了後は、ホテルに戻ってからボストンの地元球団のレッドソックスの試合を見に行きました。バイコンが年間契約をしている席があるそうです。各国から研修に渡米する歯科医師用に、年間契約しているらしいです。今回は、もう一組、多分ニュージーランドからの歯科医師が研修にきていました。ネット裏の真ん中の席で、凄くいい席でした。

野球は、雨でスタートが遅れ、途中中断しながら進みました。私たちは寒くて途中で帰りましたが、終わったのは12時過ぎらしく、最後まで見た人もいたそうです。明日も早いので、がんばりましょう。

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-2

こんにちは、院長の池田一彦です。今日はインプラントミーティングの初日です。時差が13時間ありますので、ほぼ昼と夜が逆です。
朝ホテルに迎えがきて、車で30分位の所にあるバイコンの本社にいきました。まだみんな時差ぼけで眠そうでした。
ここの社員食堂で朝食をとり、いざ研修室へいきました。今回は人数が多いため、前回使用したゲストルーム的な部屋から大会議室に変更されていました。
中国からの研修だと、100人近い数になるらしいのですが、今回はその大きな会議室でした。バイコンインプラントの社長さん挨拶から始まり、30分くらいの講演をされました。

バイコンのインプラントは、デザインコンセプトが30年前から変わっていないのが凄いと思います。シンプル イズ ベストなのです。
会社を案内してもらいましたが、工場は別の州にあるそうです。ここは付属病院と技工所があり、ここで試用してみたり研究開発をしています。工場からの商品の受注と世界70カ国への発送もしていました。世界に輸出しているので、マニュアルや症例をインターネットで紹介していて、あまり広くは無いのですが40~50人のスタッフが働い
ここで、日本人の歯科医師の先生がおられて、その方が今回のミーティングを企画して頂いています。社長さんの講演のあとは、この先生から色々な内容の講演をして頂きました。去年聞いた話とは違って上部構造をCAD/CAMで削る話を多くされました。今回来られた先生のほとんどが、セレックという削り出しの器械を持った先生なのでそちらの話にシフトしていきました。
講義が終わった後は、ウエルカムパーティーでした。前回は着席のコース料理でしたが、今回は人数が増えたことで立食となりました。

バイコンインプラント側からは社長さん・副社長さん(その息子さん)・専務さん(娘の婿さん)・技工士の一番トップの方が参加されていました。なかなか英語が堪能でないと日本人同士でかたまってしまって話せないのですが、堪能な先生も何人かいらして積極的に話されていました。私もがんばって話しましたが、半分くらいしか言いたい事が伝えられませんでした。話す方も少しゆっくり話してくれているのでしょうが、なかなか全てを理解するのは大変です。
 
この写真は専務さんと話した後に撮りました。また明日も研修が続きます。よろしくお願いして、今日の日程は全て終了しました。ありがとうございました。疲れました。

バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017

こんにちは、院長の池田です。
今年もインプラントのボストン研修が始まります。バイコンというメーカーの本社がアメリカのボストンにあるからですが、年に一回情報共有のために開かれています。

私は、今回でボストンは三回目の訪問になります。毎年規模が拡大しているようです。今回は技工士さんも何名か参加されるようで、総勢二十数名になっていました。
バイコン製のインプラントでは、陶器のブロックを削ってつくるCAD/CAMという方式で作る被せ物が大変作りやすいシステムになっています。そのため、ほとんどの医院に、その削る器械を備えて、技工士さんも多いのが実情です。
それで、今年は技工さんも参加し、別のメニューで研修することになったようです。当医院にも技工士さんがいるのですが女性でお子さんがいらっしゃるので参加できませんでした。
研修のタイトルも Bicon Advanced CAD/CAM meeting 2017 in Boston となっています。
今日、成田からの直行便で出発し、帰って来るのは一週間後になます。医院は空いていますが、一週間は留守となります。患者様にはご迷惑をおかけしますが、最新情報を手にしてまたがんばりたいと思います。
五月に福岡に来ていただいた下田孝義先生(5月20日のブログにも登場)も一緒で、お世話係りも下田先生がされています。
今回は、個人的に1つの目標というか計画をしていて、インプラントの本を完成させようと考えています。本と言っても患者さん向けの小冊子です。2010年ごろに一度書きましたが、もう7年も経ち内容が古くなっているので、新しく書き直そうと思っていました。なかなか、日々の診療と子育てが忙しく、まとまった時間が取れないので、新しい情報を入手しつつ、この一週間で、一気に書き上げようと構想だけはずっと練っていました。
 常日ごろは、診療していると、ゆっくり説明したくても、時間がなくて説明できないことを、簡単に分かり易くまとめることで、少しでも患者様にインプラントのことが分かっていただけるのではないかと思っています。また、今回入手した最新情報も入れることで、より充実した内容になると思っています。校正に1ヶ月と印刷に1ヶ月を要して、今年の九月くらいの完成と発刊を予定しています。ちなみに、前回作った本は、こんな感じになっています。

似たような感じになるとは思いますが、内容は一新します。
インプラントの色々な欠点もしっかり載せ、良い事だけを宣伝する物ではないという大原則はそのままです。
出来上がりましたら、またお知らせしたいと思います。
それでは、行ってきます。

九州デンタルショーに行ってきました。

こんにちは、院長の池田一彦です。
年に一度の歯科用器械材料等の展示会が福岡のマリンメッセで行われました。
毎年スタッフと共に行っていますが、今年は、土曜日が全日診療の日だったため、土曜には行くことができませんでした。

広い会場内は、大きな器械(治療用椅子・レントゲン)・歯科材料・技工用具・書籍から白衣や小児歯科で配る幼児向け玩具まで色々なブースに別れて展示されていました。
全てを見ていると見切れませんので、興味のある所や導入予定の器械などを中心に見て回りました。一つ目が、CAD/CAMの器械を一昨年購入したので、使いこなせていない機能の質問をさせてもらいました。通常は営業の方としか話せませんが、デンタルショーには、メーカーの開発の方も来られていて突っ込んだ話をさせて頂きました。
あと、治療用の椅子をそろそろ交換しようと思っていまして、見て回りました。治療椅子の上には照明用のライトがついていますが、これにカメラを組み込んだ商品が新発売されていました。ビデオも撮影できますから、インプラントの手術も簡単に撮影することができます。普通の家電用デジタルビデオがついているだけの感じがありますが、他のレントゲンや口腔内写真と同様に管理できて、導入を検討することにしました。
今回気になったのは、CT撮影装置です。今当医院で使用しているCTは、導入して7年くらい経ちますが、新しい物の性能はどんどんよくなっています。
まだ、市場も成熟していなくて普及率も歯科だけの正確な数字はないのですが10~20パーセントぐらいなので、今も開発競争は続いています。低線量の被爆を維持しつつ鮮明な画像を追い求めて開発は進んでいます。ただ、使ってみてわかったのですが、大きな問題があります。
それは、歯科医院はレントゲン室のスペースが限られているので、CTだけの専用機を導入は難しく、パノラマとの兼用機となります。日常の診療では保険の効くパノラマの方の使用頻度が高く、パノラマが鮮明に写らないと日常の診療がストレスとなります。
CTを導入する前のパノラマ専用機の方がパノラマはとても読影しやすかったのです。パノラマを以前のレベルに維持しつつCTも高画質の器械が新発売として展示されていました。現在使用しているものとは比べ物にならないくらい骨の構造がくっきり見えました。
1000万円を超える高額な器械なので、そんなにすぐには買えないのですが将来的には導入したいと思いました。

バイコンインプラント九州沖縄支部会

こんにちは、院長の池田です。
バイコンというメーカーのインプラントのユーザー会(i-Bicon Networkといいます)があるのですが
その九州沖縄支部会の支部長に去年なりました。
先日、その支部会を始めて開催いたしました。
支部長といっても、お世話係みたいなものです。講師の先生を考えてリストアップし、
講師の先生が決まったら、日程を調整し、会場を探し、懇親会を設定し、
感謝状や粗品を用意しと、色々と大変でした。
会員のインプラントレベルの向上のためや、より多くの先生方に知ってもらうためにこの会はあるのですが、
多少はためになったかなとは思います。
今回は、初めてということも有り、まずは前座で自己紹介を20分くらいさせて頂きました。

その後、東京から下田孝義先生(東京三鷹駅前開業)をお招きして、
今後のインプラントの方向性をデジタル化という切り口で1時間半ほど講演して頂きました。
下田先生によると、インプラント治療を、抜歯から3回の来院で治療を終了できるようにすることが可能ということで
ちょっと、目からうろこが取れたような感じでした。
3回は、オーバーかもしれませんが、今までしていたスクリュータイプのセルフタッピングのインプラントではまず、そんなことはできません。
日本で使われているインプラントの95パーセントはこのスクリュータイプのセルフタッピングですが、それだと何倍かの来院が必要です。
実際には
1回目が抜歯後の治療計画としてインプラントの説明と同意・ステントの型取り・CT撮影
2回目に抜歯と同時にインプラントの埋入手術
5ヶ月後の3回目に頭だしと被せ物の型取りをして、少し待合室で待機していただいて3回目の後半で被せ物の装着で終了
という順番で行いますが、当医院でも似たような感じで、回数を減らしてやったことは、何度かあります。
(当医院の患者様でアメリカのロサンゼルスに住まれていて時々日本に帰国される方がインプラントをされています。
もう、奥歯の3ヶ所インプラントを入れていっていますが、手術・頭だし・被せ物と3回ずつ位で、終わらせていっています。
アメリカは1本50~60万円が相場ですから、日本ですると飛行機代を考えても日本の方が安いかもです。)
これを可能にするのが、バイコンインプラントとCAD/CAMシステムとCTシステムの相性の良さです。
最後の講演として、ボストンから帰国されていた平山先生に最近のトピックスを少しお話していただきまして、会は終了いたしました。

来月には、下田先生等20数名でボストンに行く予定で、また最新情報を仕入れてきます。

インプラント専門医

こんにちは、院長の池田です。
しばらく、ブログをお休みしていました。
実を言いますと、インプラントの専門医の試験を受けるために、インプラントの勉強していました。
専門医の試験は3月25日にありました。今回はケースプレゼンテーションのパワーポイント発表はなくて
ペーパー試験ですが、かなり広い範囲からの出題で教科書的な本も三冊指定されていました。
3分の1は、そこから出題されていましたが、後の3分2は当然知っておくべき内容や応用問題もたくさん出題されていました。
認定医試験に比べると、範囲も格段に広かったです。
例えば、骨が吸収されたところに骨を造る技術的なものや骨を造る素材の種類や特徴とか
色々なインプラントメーカーのインプラントの特徴まで色々です。
勉強はしていましたがかなり難しいものでした。今までの総復習になったという意味では、有意義な試験勉強でしたが
結局、幅広い知識が必要とされていて、机上の空論ではだめで実践的な試験という印象でした。
一週間後に、発表がありまして、今回はめでたく合格となりました。

最近あった症例ですが、1本の歯が抜けていてそのまま放置している患者様がおられました。
久しぶりに当医院に来られて、他の歯の治療を希望されました。
抜けたまま放置している所が有ったで「抜けたままの所はインプラントかブリッジにした方がよいです。」といいましたら、
インプラント治療見積を3年前にして、CTを撮影した時、骨が薄くて「インプラントはできない」と私がお断りしたらしいのです。
患者様は、フリッジにして前側の健全な歯を削ってまで治したくはないと思われてそのまま放置されたらしいのです。
でも、今見るとそのくらいの難易度の患者様なら普通にインプラント手術をしているので、「そういえば3年前ならこれはしていなかったなあ」と思いました。
特に意識はしていませんでしたが、少しずつ技術が向上して来ていて認定医の時代とはまた違ってきているなと思いました。

もしも、他の医院で「難しい」とか「できない」と言われた方がおられましたら、是非一度診断に来られてください。
もしかすると、できるかもしれませんよ。
昔は、単一のメーカーだけでしたが、今は、骨の形によって使用するインプラントの種類を変えています。
それによって、無駄な造骨をせず、腫れと痛みの少ないインプラントが可能となりました。
同時に忙しい方には、来院回数も、少なくすることも可能です。