インプラントQ&A
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Qどんな仕組みですか?
Aインプラントとは顎の骨の中に金属(チタン)のネジを歯茎に埋め込み、そのあと土台を入れて、最終的な被せ物をする治療法です。 歯を失う前の、健康な歯に近い状態に近づきます。
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Qなぜ顎の骨に埋め込むの
ですか?A人間の歯は、目に見えている白い歯冠という部分と、歯茎の下にある根っこ(歯根)の部分からできています。 歯を支えている歯根は顎の骨の中にあり、インプラントはこの歯根の役割をします。
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Qなぜ骨とインプラントが
くっつくのですか?A金属のネジ(インプラント体)はチタンでできています。 チタンは人体と拒否反応を起こすことなく結合できる金属なので、骨としっかりくっつきます。 入れ歯とは違って完全に固定されるため、強く噛めます。
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Q外から見てインプラント
だとわかりますか?A中ではインプラントが支えていますが、その後の治療は普通の歯と同じように型を取り、被せ物をします。 自然な白さのセラミック歯にすればご自身の歯と変わらない状態になり、他の人からは見分けがつきません。
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Q取り外しできますか?
Aインプラントは骨とくっついているので取り外しはできません。 最終的な被せ物も固定するため違和感がなく、入れ歯のような面倒な取り外しや、落ちたり外れたりするお悩みから解放されます。
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Qどのくらい長持ち
しますか?A約10年は持ちますが、それより先はお手入れ次第です。 つまりご自宅での丁寧なケアと、定期検診での適切なメンテナンスを続け、お口の中をいつも健康な状態にしておくことでインプラントはより長持ちします。
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Q抜け落ちることは
ありますか?Aインプラントを入れてからのお手入れが不十分で、お口の中が不衛生な状態になると「インプラント周囲炎」になり、重症になるとインプラントが抜け落ちる場合もあります。
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Qインプラント周囲炎とは?
Aインプラントの周りにプラーク(歯垢)がたまると歯茎が炎症を起こして、腫れたり出血したりします。 炎症は顎の骨まで広がるとインプラントが不安定になり、重症になると抜け落ちてしまうのが「インプラント周囲炎」です。
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Q総入れ歯には
多くのインプラントが
必要ですか?Aすべての歯を失った方には、数本のインプラントで総入れ歯を固定する「インプラント義歯」もご紹介できます。
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Q手術までの流れは?
A問診、診察をして虫歯や歯周病があれば先に治療します。 その後、CTなどで詳しい検査をおこない治療計画を立てます。 インプラント治療の具体的な方法や費用、治療期間などについて詳しくご説明し、ご納得いただいたうえでインプラント手術をおこないます。
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Q治療期間は長いですか?
Aインプラントの本数にもよりますが、診察・検査から最終の被せ物が入るまでに上顎は9ヶ月、下顎は約6ヶ月です。 手術が終わったあと、インプラントと骨をしっかりと結合させるためには最低でも上顎は約6ヶ月、下顎は約3ヶ月必要だからです。
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Q手術の時間はどれぐらい
ですか?A手術時間はおよそ1時間から2時間半くらいです。 部分麻酔でおこないますので術中に痛みは全くありません(全身麻酔ではありません)。
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Q手術に不安があるの
ですが?ACTのデータをもとにして、どのような角度で、どれくらいの深さで何本インプラントを入れるのかを正確に把握した状態で手術をおこないます。 ご不安や質問がある場合は、安心できるまで遠慮なく質問してください。
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Qインプラントは
どこのメーカーですか?A世界中から高く評価されている京セラ(日本)のファインシアを筆頭に、バイコン(アメリカ)、オステム(韓国)、ノーバルバイオケア(スウェーデン)のインプラントを採用しています。 この中から患者様にぴったりのインプラントを選定します。
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Q年齢制限はありますか?
A骨の成長期である18~20歳未満の方は避けていただいています。 骨の成長が止まってからインプラント治療を始めましょう。 高齢の方でもインプラントが可能です。
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Q持病があっても大丈夫
ですか?Aインプラントは手術をともなうため、糖尿病などの慢性疾患を治療中の方は、かかりつけの医師と連携してインプラントが可能かどうかを判断します。 まずはご相談ください。
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Qすぐに治療を
始められますか?A虫歯や歯周病を放置したままインプラント治療を始めるのは大変危険ですので、治療前の検査は慎重におこない、必要であれば先に治療をおこないます。 インプラントを長持ちさせるためにはお口の健康状態がとても重要です。
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Q他院でインプラントを
断られた場合は?A医院によっては顎の骨の量や厚みが足りないなどの理由によって、インプラントを断られるケースがあります。 当院では顎の骨を増やす専門的な治療もおこなっているため、手術が可能な場合もあります。 ぜひご相談ください。
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Q顎の骨を増やす治療とは?
A骨は血液からできています。 患者様の血液を遠心分離機にかけ、取り出した血小板に含まれる微量の成長因子(細胞の増殖や分化を促進するタンパク質)と、人工の素材を混ぜて骨を再生させます。
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Q骨を作る専門的な治療
とは?A「骨造成」と言われる治療です。 当院では、骨だけを前もって作っておく方法(上顎ではサイナスリフト法、下顎ではGBR段階法など)と、インプラントの手術時に同時に行う方法(上顎ではソケットリフト法、下顎ではGBR同時法など)をおこなっています。