セラミックQ&A
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Qセラミックと金属の
違いは?Aセラミックは陶器、つまり金属を使わない素材です。 透明感のある自然な白さの素材なので、金属の被せ物より格段に見栄えが良くなります。 また虫歯になりにくい、汚れが付きにくいなどのメリットがあります。
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Qどのくらい長持ち
しますか?A平均すると15年~20年ですが、人によっては10年のこともあれば、30年も長持ちする場合もあります。 ちなみに保険治療の金属は5~7年です。
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Q長持する・しないの
違いは?Aお口の中の条件の違いによります。
- 歯の神経が残っているか
- 土台の種類と形
- 歯茎や歯の根っこの状態
- 噛む力の強さや右左のバランス
- 歯並び
- 食習慣
などが影響し、結果として詰め物や被せ物の耐用年数が決まります。
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Qセラミックは割れますか?
A普通に噛んでいて割れることはありませんが、セラミックは陶器なので割れる可能性はあります。
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Qどんなときに割れますか?
A事故やスポーツでの強い衝撃、歯ぎしり、食いしばりなど、人の天然歯でも割れるような強い力が加わると割れてしまう場合があります。
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Q歯ぎしりで割れた場合は?
A歯ぎしり、歯の食いしばりなどが原因で通常のセラミックでは割れてしまう場合、ジルコニアという非常に硬い材質のセラミックをご紹介しています。
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Qジルコニアもセラミック
ですか?Aジルコニアは非常に硬いセラミックの一種です。見た目が少し不透明ですので、奥歯に向く素材です。
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Q硬すぎるデメリットは?
A下記の図の通り、ジルコニアは硬すぎて噛み合う自分の歯を傷める可能性もあります。 そのため就寝時は「ナイトガード」というプラスチックのクッション材を装着していただくようおすすめしています。
素材の種類 曲げ強度 ジルコニア 1100 ジルコニア強化セラミック 420 ガラス系セラミック 360 長石系セラミック 150 ハイブリッドセラミック 130~220 人間の歯(エナメル質) 85 -
Q保険適用の安い
セラミックはないの?A保険治療として認められているのはハイブリッドセラミック(プラスチック樹脂にセラミックの粉を混ぜた素材)の詰め物、被せ物だけです。 適用される部位などの条件があります。