歯を失った時の
選択肢

最初に抜けた歯の両隣の歯が傾きます。 そのあと周囲の歯も次々に傾いていくので、全体の噛み合わせまで悪くなります。

周囲の歯が傾くことで歯並びが悪くなり、歯磨きがしにくくなります。 歯垢を磨き残してしまうことで、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

抜けた歯と噛み合っていた歯が支えを失い、空いたスペースに伸びてきます。 すると露出した歯の根っこ部分がしみたり、虫歯になりやすくなります。 また人工歯を入れた後の噛み合わせに影響します。

特に前から見える場所で歯が抜けてしまうと、見た目で良い印象にはなりません。 それがコンプレックスになり、人前で口もとを隠したくなるのは残念です。

噛む力がかからないので顔の筋力が低下し、輪郭が変わります。 しわやたるみが増え、ほっぺが下がって老けて見えます。

抜けた歯をカバーするために他の歯に負担がかかり、破折する場合もあります。 もともと健康だった歯の寿命にまで悪い影響を与えます。