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院長ブログ

歯並びに影響する悪習慣3 嚥下癖

今日は物を飲み込む時の習慣が原因で歯並びが悪くなる事があるので説明しようと思います。
口の中に入れた食べ物は、かみ砕いた後、のどの奥へ送り込まないといけません。
飲み込む時の舌の動きが大事なのですが、正常な飲み込み方は、結構複雑です。
まず第一段階で、かみ砕いてバラバラになった食べ物を舌の上に集めます。
次に第二段階で、下の尖端を上の前歯のすぐ後の歯肉のあたりに強くあてて、
舌の上面を上顎に押し当て、当たる部分を前から後へずらしながら食塊を後に送るのです。
下の上面は野球やサッカーの応援席の「波」のように一連の動きをします。

異常な見込み方とは、この「波」のような動きをせず、舌全体を前に突き出して、舌の前方の空間をつぶしてなくする事で、そこにあった食片を後に追いやるようにして飲み込むのです。

舌で前歯が押されるので、次第に前歯は出てきます。
そうするとどんな事が起きるのかと言うと
(1)上と下の歯がかみあわなくなり隙間が生じます。
(2)そして飲み込むたびに上と下の歯の隙間から舌の先端が見えるようになります。
(3)さらにひどくなると、上下の歯が前に倒れてきて、いわゆる出っ歯の顔になります。
(4)また、食事中食べ物をこぼしたり、音を立てて食べたりするようになるのです。

こんな場合は、矯正装置と飲み込み方のトレーニングを併用してなおします。
飲み込み方を正しい物に変えると、実は自然の力でも、ある程度はなおっていきます。
本来、前歯は、実は唇が前歯を後に押し下げる力と舌が前歯を前に押し出す力が均衡する場所に留まろうとします。舌が前歯を押し出す力が弱くなると自然に前歯は引っ込んでいって力が均衡したところまで行ったら止まるのです。小学生であれば、ほぼトレーニングだけでなおります。

しかし、中学生・高校生と年齢が進んで、成人に近づいてくるとどんどんと治りが悪くなってきます。出っ歯のかみ合わせで、顎や顔が成長してしまうとトレーニングだけでは治らなくなってしまうのです。最悪の場合は、上の歯を2本抜いて前歯を下げないと下がらなくなってしまいます。
こうなる前に、小学校の低学年のうちになおしておかないといけないのです。

早期発見と早期治療が理想の歯ならび獲得の鍵となります。しかも、治療費も節約できますので、気になることがありましたら一度相談だけでも御来院ください。歯並びについての相談は保険の初診料の範囲内ですし、簡単な予防のアドバイスは無料でいたしております。