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院長ブログ

ボストンでバイコンインプラント研修 1

今日からボストンで行われるインプラント研修に参加してきます。ボストンには、他の大部分のメーカーが採用しているネジ式インプラントとは大きく異なるバイコン(Bicon)というメーカーのインプラントを製作している会社の本社があるのです。ボストンは一昨年に続いて二回目ですが、前回のボストン研修はベーシック的なメーカーの主催の内容でした。しかし、今回の開催はメーカー主導ではなく,実は別のCAD/CAM ( = キャドカム )関連の学会 ( JSCAD ) 内の勉強会が毎年行っているものです。今回で5回目だそうで、これからのインプラント本体やその上の白い歯のかぶせ物の新しい潮流についてしっかり情報収集してこようと思い参加しました。

CAD/CAM ( = キャドカム )という言葉自体が、何のことかわからないと思いますので少し説明させてください。数年前までは、虫歯になった歯やインプラントの上に被せる物の多くは金属をフレームにしてその上にセラミックを盛り上げて白い歯を作ってきました。しかし、金地金の高値安定や見た目に透明感が少ないことから、金属を使わないオールセラミックの歯に次第に取って替わられつつあります。それは、セラミックのブロックをコンピューターで削り出すCAD/CAM ( = キャドカム )という技術の進化によってもたらされました。
昔もCAD/CAM ( = キャドカム )は有ったのですが、デジカメ写真が昔はキメが粗かったのと同じように、昔の物はキメが粗かったのです。しかし、最近のものは十分な精度のオールセラミック冠が早く簡単にできるようになってきたのです。このCAD/CAM ( = キャドカム )に関するメインの学会が日本臨床CAD/CAM 学会 ( = JSCAD ) です。
この新しいトレンドのCAD/CAM ( = キャドカム )と最も相性の良いインプラントシステムがバイコンインプラントです。どこがどう良いのかは説明すると長くなりますのでまた後日に説明しますが、JSCADの中にバイコンユーザーが増えつつあり、一つの勉強会になりつつあります。今回の研修会参加者は17名ですが、多くの先生がシロナ社製のセレックというCAD/CAMの器械を院内に持っていて、その応用方法について興味のある先生が多いと思います。Bicon社でも、CAD/CAM 用に新しい商品を開発し既にアメリカ国内では販売されています。今はまだ、国内の認可が取れていなくて、厚生労働省に申請中ですが、今回の研修でアメリカから個人で輸入して一足早く患者の皆様に最新の治療を受けてもらえたらと考えています。
というわけで、成田から行ってきます。一週間院長不在でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。