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院長ブログ

歯に詰めるプラスチックが危ない  パート2

1月15日に、奥歯に詰めたプラスチックの周りから虫歯になっている人が非常に多いという話をしました。
今日もそんな患者様がいらっしゃいました。下の写真です。

麻酔をして、プラスチックを外すと、前回のように虫歯が拡がってボロボロというほどではなかったのですが、歯質はかなり溶けて軟らかくなっていました。
これで痛みが有れば、神経を殺さないと痛みは取れません。前回の1月15日の方は痛みが有ったので仕方なく神経を取りました。今回は、まったく痛みは無く、検診の意味と他の歯の虫歯のレントゲンを撮った時に、たまたま見つかった虫歯でした。早期発見でしたので痛みはありませんが、悪い虫歯の所を削っていくと神経にかかりそうでした。こんな時に有効なのが3Mix法という神経を助ける治療方法があります。

3Mix法(スリーミックス法)は、とても良い方法ですが、厚生労働省は認めていないもので民間療法とされていますが、たぶんやっている先生はたくさんいらっしゃいますし、正式な専門書としても出版されています。一般の内服用の錠剤やカプセルを3種類混ぜて乳鉢ですりつぶして、これを虫歯に貼薬します。多分、『この本来飲むべき内服薬をすりつぶして貼薬に使う』という部分が、本来の使用方法とは違っているので厚生労働省のお役人の方のお気にめさなかったのでしょうね。
同じ事を製薬会社とか大学教授がしていたら、民間療法では終わらなかったと思いますが、残念ながらこの方法を考え出してのは一般の開業医でした。だから、簡単に手に入る内服薬を使ったのだと思いますが、製薬会社がしていたら、きっとその本来の有効成分としての薬で、虫歯の菌を殺菌するような処方を開発して商品化したでしょうね。とても研究熱心な先生だったと思いますが、商品化して利益を得ようなどとは思いもしなかったのだと思います。
3Mix法(スリーミックス法)は、当然のことながら、保険診療ではできませんので自費治療ということになります。一本5400円ですが、これで神経を残せるなら決して高くありません。神経を取れば歯の寿命を縮めます。早く歯を失って1本30万円もするインプラントを入れるくらいなら、歯が長持ちさせるこの方法は安いです。ただし、ひどい痛みがでてしまった場合はこの方法はできません。
ですからこうならないためには、定期的に検診を受けて早期に発見するか、もしくは奥歯に入れたプラスチックは除去してきちんとした金属に交換する事をお勧めします。あなたの奥歯にプラスチックが入っていませんか?