コロナから半年経過
こんにちは。しばらくぶりですが、院長の池田一彦です。
新型コロナウイルスが騒がれ始め、福岡県で初の感染者が出て( 2月20日)からちょうど半年が経過しました。コロナウイルスに関して歯科ではクラスターが発生することもなく、治療に関連した感染も報告されていない状況が続いています。歯科では元々、歯を削るときに発生するエアロゾルから感染する可能性が高いと指摘されていました。しかしながら、歯科関係者の努力もあってエアロゾルによる感染は起こっていないようです。患者様から患者様への感染やスタッフから患者様への感染も私の知る限り聞いていません。
このグラフはNHKの調べた新規感染者数の推移のグラフです。期間は2月中旬以降から現在までです。
第2波のピークに達したといわれている現状では、新型コロナウイルス感染はある程度の目途がついたように思われます。死亡率も2%程度ですのでインフルエンザなどのほかの病気と比べて極端に高いわけではありません。特効薬がないという不安は有りますので、ワクチンが普及するまでの約2年間は感染しないに越したことはありません。今後も、歯科で感染が発生しないとは言い切れませんので、これまでと同様に感染に十分注意を払って対策を行っていく必要はありますが、歯の治療を控える必要もないのではないかと思います。
現在の当医院でのコロナ対策をまとめて紹介します。
(1)マスクの常時着用
(2)フェイスガードの常時着用
(3)毎朝のスタッフの検温
(4)手洗いの徹底
(5)ペーパータオルの使用
(6)受付の透明版の設置
(7)非接触型体温計の設置
(8)手袋の常時装着
(9)手袋の使い捨て
(10)コップの使い捨て
(11)口腔外バキュームの設置
(12)飛沫防止用のラップ
(13)換気扇の常時使用
(14)治療用椅子の毎回の消毒清拭
(15)器具の滅菌の徹底
(16)昼休みの3密の回避
これらは、医院やスタッフの取り組みですが、ここからは患者様へのお願いです。
(1)御来院時の手の消毒
(2)初診時と月に一回の問診表へのご記入
(3)毎回の治療前の検温へのご協力
(4)ハンカチやタオルのご持参
(5)待合室でのマスクのご着用
(6)風邪症状のある場合の治療回避
もしも、風邪のような症状がある場合は、北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤル
TEL : 0570-093-567(0570-北九州-コロナ) FAX : 093-522-8775
まで相談されてください。そこで、詳しく事情を聞いて、さらに専門的なところに振り分けられて、最善の方法を取って頂けると思います。
実際に先日、微熱のあった方が治療希望で来院されました。体温が37.4度と微熱程度ではありましたが、その際に電話で問い合わせて頂きました。結果的には、その日はいったん治療せず、熱が下がってから後日治療させて頂きました。患者様にはご迷惑な場合もあるかもしれませんが、安全第一という観点から対応させて頂きますので、よろしくお願いいたします。