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院長ブログ

バイコンインプラント九州沖縄支部会

こんにちは、院長の池田です。
バイコンというメーカーのインプラントのユーザー会(i-Bicon Networkといいます)があるのですが
その九州沖縄支部会の支部長に去年なりました。
先日、その支部会を始めて開催いたしました。
支部長といっても、お世話係みたいなものです。講師の先生を考えてリストアップし、
講師の先生が決まったら、日程を調整し、会場を探し、懇親会を設定し、
感謝状や粗品を用意しと、色々と大変でした。
会員のインプラントレベルの向上のためや、より多くの先生方に知ってもらうためにこの会はあるのですが、
多少はためになったかなとは思います。
今回は、初めてということも有り、まずは前座で自己紹介を20分くらいさせて頂きました。

その後、東京から下田孝義先生(東京三鷹駅前開業)をお招きして、
今後のインプラントの方向性をデジタル化という切り口で1時間半ほど講演して頂きました。
下田先生によると、インプラント治療を、抜歯から3回の来院で治療を終了できるようにすることが可能ということで
ちょっと、目からうろこが取れたような感じでした。
3回は、オーバーかもしれませんが、今までしていたスクリュータイプのセルフタッピングのインプラントではまず、そんなことはできません。
日本で使われているインプラントの95パーセントはこのスクリュータイプのセルフタッピングですが、それだと何倍かの来院が必要です。
実際には
1回目が抜歯後の治療計画としてインプラントの説明と同意・ステントの型取り・CT撮影
2回目に抜歯と同時にインプラントの埋入手術
5ヶ月後の3回目に頭だしと被せ物の型取りをして、少し待合室で待機していただいて3回目の後半で被せ物の装着で終了
という順番で行いますが、当医院でも似たような感じで、回数を減らしてやったことは、何度かあります。
(当医院の患者様でアメリカのロサンゼルスに住まれていて時々日本に帰国される方がインプラントをされています。
もう、奥歯の3ヶ所インプラントを入れていっていますが、手術・頭だし・被せ物と3回ずつ位で、終わらせていっています。
アメリカは1本50~60万円が相場ですから、日本ですると飛行機代を考えても日本の方が安いかもです。)
これを可能にするのが、バイコンインプラントとCAD/CAMシステムとCTシステムの相性の良さです。
最後の講演として、ボストンから帰国されていた平山先生に最近のトピックスを少しお話していただきまして、会は終了いたしました。

来月には、下田先生等20数名でボストンに行く予定で、また最新情報を仕入れてきます。

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