バイコンインプラント研修を終えて
ボストンはどうでしたかと良く聞かれます。大変勉強になったし、楽しかったです。
まず、寒かったです。九州で言うと11月で1月位の気候でした。真冬は街の中心に流れる川がスケートリンクになるそうで、大体北海道くらいなのだと思います。もし今度訪れる時はできれば、6~9月くらいがおすすめですね。街としては米国最高のハーバード大学・マサチューセッツ工科大学(通称MIT)などの大学(37校)と学生の街の側面が強く、世界中から研究者等が学会や研修に訪れている感じです。必然的に、観光して帰る人も多いので観光都市としての側面もあり治安もよく、オシャレな街でした。文化的な面では壮大なボストン美術館をはじめ沢山の美術館があります。ケネディ大統領の故郷だったり・ヨーロッパ特に英国に最も近い都市という歴史があったりと観光する所も多いようです。
食事は、新鮮な魚介が売りで、クラムチャウダーは店それぞれに美味しかったです。ロブスターも名物ですが、一番おいしかったのは、以外にも中華街で食べた中華料理としてのロブスターのオイスターいためでした。
インプラントの研修も大変にためなりました。個性の強いインプラントシステムですから、一線を画するものがありました。特殊な器具が必要だと感じたので、いくつか使いやすそうな治療器具を買ってかえりました。
このシステムは良いインプラントシステムだと思いますが、なかなか日本では普及していません。インプラントを習った先輩の先生が、使用していないシステムを弟子の先生が率先して取り入れるということのできない徒弟制度的な日本の特殊事情が関係しているようです。しかし、良い物は良いので『隠れユーザー』も多いということです。また会社自体が、営業して利益を出そうとする雰囲気でなく、よりよい物を提供して行こうとする研究に力を入れている感じがしました。すこしずつ拡がっていくとは思います。また、機会がありましたら、行きたいと思います。