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院長ブログ

博多で感染予防対策等の研修会に参加しました

こんにちは、いけだ歯科矯正歯科医院の池田一彦です。
今日1月29日は博多で感染予防対策等の研修会に参加しました。保険診療を進める上で、医院の施設の基準が一定以上ある場合に厚生労働省が定める研修を3年に1回受けないといけないのです。

今、新型コロナウイルスのオミクロン株の新規感染者数が毎日記録更新し、猛威をふるっています。人ずてながら近隣の人にも感染者を聞くようになりました。
当医院も色々な感染予防対策をしています。
器具の滅菌消毒はもちろんですが、
・患者様の治療前の検温
・スタッフの始業時の検温
・マスクグローブの着用と交換
・治療椅子のアルコール清拭を患者ごとにする
・うがいの鉢の周りにラップをして飛沫対策をする
・定期的換気
・歯を削る際の口腔外吸引装置の使用
・空気清浄器の使用
・スタッフの昼食を個別の部屋で交代で取る
・などなど
講義の中でも出てきたのですが、ウイルスの感染経路としては
感染しにくい順に
(1) 輸血感染 (2) 母子感染 (3) 経皮感染 (4) 経口感染
(5) 接触感染 (6) 飛沫感染 (7) 空気感染  があります。

空気感染がもっとも感染力が強くて、同じ部屋で長期間いるだけで空気中に浮遊する菌を吸って感染します。
新型コロナウイルスは空気感染の可能性は少ないですが、しかし空気中で3時間程度生存し、机上でも3日間程度生存し続けます。

飛沫感染は、咳きやクシャミの飛沫を吸って感染するのですが、新型コロナウイルスは飛沫感染は起こり易いです。そのためにマスクを常時着用する必要があるのですが、特に隙間を作らないようなマスクの着用が大切です。

接触感染は直接接触の感染です。皮膚からは感染しませんが、間接的な粘膜を経由した経口接触でも感染します。マスクを外す時は、外側の面をできるだけ触らないようにしてヒモの部分だけを持って外し、顔 特に口目鼻を触らないようにして、外したらすぐに手を洗います。その他の触る部分や手指のアルコール消毒が欠かせませんね。

新型コロナウイルスの感染予防には、上記の3っの空気感染・飛沫感染・経口的な接触感染の対策が必要です。

しかし、歯科医院においては、飛沫感染と空気感染の中間に位置するエアロゾルからの感染にも注意が必要です。歯を削る際に発生する細かな水滴が空気に浮遊するものがエアロゾルなのですが、その対策が特に大切になります。
当医院では、口腔外吸引装置で削る際に発生するエアロゾルを吸引しています。
エアロゾルは、飛沫よりは粒子小さいのですが、粒子なので風のない部屋では次第に下に降りてきます。
寒い時期ですが定期的な換気も実行しています。
また、空気清浄器も導入しています。
安心して御来院ください。

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