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オーラルフレイル

「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
最近では、高齢者の健康や、介護予防の話題でよく耳にする言葉です。
日本が超高齢化社会になって行く上で避けられない概念となってきました。

英語で「オーラル」とは「口腔の」、「フレイル」とは「虚弱」という意味で、高齢期になり心身の機能や活力が衰え虚弱になった状態を指します。
わかりやすく説明するとオーラルフレイルとは「歯や口の働きの衰え」ということです。
年齢を重ねると体の筋力が落ち、衰えるため介護を必要とされる方が増えます。
介護予防のために体を動かし、筋力を落とさないように体作りをすることも大切ですが
健康でいるためには口も重要な役割を担っています。
食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食べ物が増える、口の乾燥、などの些細な症状がオーラルフレイルの始まりと言われています。

オーラルフレイルは4つの段階にわけることができます。
第1段階「口の健康への意識の低下」虫歯や歯周病による歯の喪失
第2段階「口の些細なトラブルの連鎖」食べこぼしや、むせ、食欲低下
第3段階「口の機能の低下」咀嚼機能低下、嚥下機能の低下
第4段階「食べる機能の障害」咀嚼障害 摂食障害

高齢になると、歯磨きやお口のチェックが上手にできなくなり、虫歯や歯周病が進行していきます。
虫歯や歯周病が進行してしまうと、結果として固いものが食べにくくなり、
やわらかいものを食べるようになります。
そうすると、固いものをかまなくなるので、食事をするための筋力が低下していきます。
徐々に筋力が低下していくと、食べることができるものも減っていき、食事量の低下や、
栄養が偏り、体の不調にも繋がっていくという悪循環に繋がります。
お口のささいな衰えを年のせいと決めつけずに、早めに気づき適切な対応をすることで
健康に近づきます。

また、オーラルフレイルの方たちは上手に話せない、お口の見た目に不満がある、
人目を気にするといった特徴があり人との関わりをなくしてしまう傾向にあります。
人との関わりがなくなってくると、外に出るのがおっくうになり家で過ごす時間が増え、運動量が低下し日常の生活でさえも困難になりかねせん。
お口の環境状態がいかに大切かということが分かると思います。

このようにオーラルフレイルにならないように予防することが大切です。
予防策としては
①かかりつけ歯科医院をもち、定期的な検診とお掃除にいく
②正しい歯磨きをして口の中を清潔に保つ
③噛みごたえのある食品を献立に入れる
④バランスの良い食事をとる
⑤口を大きく動かすように意識する、舌のストレッチをする
お口の健康は、全身の健康や長寿と深くかかわっているのです。
当医院も、高齢化社会に向けて予防を強化していきたいと思っています。
些細なことでもよいのでお口の悩みがあれば、一度歯科医院で検診を受けてみてほしていと思っています。