2017年7月1日
バイコンインプラント CAD/CAMミーティング 2017-6

今日は、サージカルガイドを作るために必要な3Dプリンターの工場へ行きました。市内の普通の所にありました。街中でもなく、住宅街でもない所の五階立てのビルの二階と三階にあって受付が三階でした。

ここが受付です。写真中の私の横に写っている金属とオレンジ色の物体が3Dプリンターの初期の物の外装の廃物利用と思われます。写真の左下の写っている白い置物は、拡大するとこんな感じです。こんな感じのものが出来上がるのです。

出迎えたのは、人間ではなくてi-PAD でした。色々と読まされて、署名を求められて、入力を済ませるとしばらくして、人が出できました。デジタル化されていますが、アメリカの会社ってみんなこんな感じらしいです。いよいよ中に入ると、製品の展示スペースがありました。正確には、ここの会社が作っている「FORM 2」と言う製品からできる商品が展示してあります。

ここの会社は、いろいろなプラスチック製品を少量のロットで生産する部門が別のフロアーにありました。

プラスチック製品の一分野に歯科の製品があります。大量に生産するのではなく1個からつくります。
例えば、宝飾品を作る会社が指輪を鋳造するために、コンピューターでデザインしたデーターを持ち込みます。そのデーターから焼却できるプラスチックで同じ形をここでつくります。

指輪ですから大量生産の必要がないですしすこしずつ違うデザインも可能です。できたプラスチックの製品は、納品されてここではおわりです。宝飾品を作る会社は、別の工場でプラスチックを耐火石膏に埋没して高温で焼却し、できた空間に金属を流し込んで金の指輪が出来上がります。
色々な部門があって色々なものがありました。
今回案内してくれたのは、歯科の技工士さんでした。今回はインプラントの手術のときに使うステントと呼ばれるガイドを作る機械としてここの「FORM 2」と言う製品を見てみようという下見です。

また、患者さんへの説明用にCTデーターから、骨の実物大の透明模型も製作可能です。

インプラントをたくさんしているところでは、すでにステント製作用に、この機械を購入して作っている先生がおられます。今回行った先生も1名は購入することに決められました。ここには、、「FORM 2」の機械そのものを作る工場的な場所は無いそうです。
大変勉強になりました。
多分、デジタル化がさらに進む感じがして、乗り遅れるとどんどん付いていけなくなります。
これからの進むべき道は、デジタル化された歯科( = デジタルデンティスト ) と思います。
来年のボストン研修時までには、当医院もこれを購入すると思います。
ありがとうございました。